25年末に書籍、「顧客づくり提案 実践ガイドブック」を出版し、3月3日には共著者3名が登壇する出版記念したセミナー「小売業への営業変革 今年こそは乗り越える社内外の壁」を開催しました。
( 書籍についての詳細: https://www.marken.co.jp/consulting/2025/12/post_11.php )![]()
本ページでは、セミナーの内容を少しご紹介しながら、当日の様子をレポートします。
今回は、営業プロセス改革・人材育成・データ活用を推進していきたい方々に向け、「小売業への営業変革 今年こそは乗り越える社内外の壁」と題して開催しました。
「今年こそ乗り越える社内外の壁」という、なかなか挑戦的なタイトルをつけました。
日々の業務の中で、「何とかしたい」と思いながらも前に進みきれない。
そんな方々にお会いする機会が私は多くあります。皆さん、それぞれに異なる"壁"に直面されています。
だからこそ――
「今年こそ変える」と内に秘めている方々に向けて、その壁を乗り越えるためのヒントを届けたい。そんな想いで本セミナーを企画しました。
会場集合型での開催、しかも当日はあいにくの天候。
「果たしてどれくらいお越しいただけるだろうか...」と少し心配もしていましたが、結果はほぼ満席。
食品・飲料、日用品、OTC...等様々な企業様にご参加いただきました。皆さん、ご来場誠にありがとうございました!![]()
当日は、下記のプログラムで進行いたしました。
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【第1部】 ・20年以上、変わらないメーカーの営業活動の問題意識 【第2部】 -トークセッション- 【第3部】 質疑応答 |
第1部では、まず私から現状に対する問題提起を行いました。
具体的な内容は書籍にも書いているのですが、なかなか営業活動の"ステップ(レベル感)"が上がっていかない状況が、さまざまなメーカーで起きていることをお伝えしました。
その背景に何があるのか。
どこで足踏みしているのか。
そうした現状を整理したうえで、谷氏・奥島氏から、それぞれの立場から見た「立ちはだかる壁」と「乗り越えるための具体策」をお話しいただきました。
まず、谷氏からは、営業変革推進の壁を乗り越えるための6つのポイントについて、消費財メーカー勤務時代に営業変革を進めた際の経験を元に、具体例を交えてご紹介いただきました。
奥島氏からは、IDPOS導入・活用推進時に直面する壁について、多くのメーカー・小売業で起きている実例をもとに、実践的な示唆をいただきました。
第2部はトークセッションです。
ここでは、第1部でお話いただいた内容に対して、踏み込んだ対応策や、生々しい事例をたくさんお話いただきました。
- 営業変革に必要な予算を、中長期で確保するにはどうしたら良いか?
- 投資に対する回収プランはどのように示せるか?
- 組織一体の推進体制をつくる(傍観者をつくらない)ためには、具体的にどのようにやるとうまく進むか?
- 営業変革の進捗を確認するためのKPIはどのように設定したら良いか?
- カテゴリーシェアの低いメーカーで、大手メーカーが既にIDPOSに取り組んでいる場合、活用の意義はあるか?
- IDPOSをはじめとして、データ活用が定着しているメーカーの特徴のようなものはあるか?
このような投げ掛けをおふたりにさせていただき、具体策となるヒントを提供いただきました。
最後に皆さんにアンケートを記入いただいたのですが、概ねご満足いただけたようで、一安心いたしました。
本日の内容が、皆さんの「次の一手」になることを願っています。
筆者
株式会社マーケティング研究協会 取締役 トレードマーケティング部 部長
塚本 和之
成蹊大学卒業。花王販売株式会社(現:花王グループカスタマーマーケティング株式会社)にて、ドラッグストアの営業担当として、小売業の課題に寄り添った提案型営業を実践し、成功と失敗を経験。
その後、株式会社マーケティング研究協会に入社。化粧品・日用品・食品・菓子・酒類・嗜好品など消費財メーカーの営業戦略立案・アカウント戦略の実行サポート、小売業との協働に向けた営業スキルトレーニングなど、トレードマーケティングに関連する様々な実務を支援している。
雨の日も風の日も、散歩に勤しむ、愛犬家。
