本セミナーについて
長引く物価高騰や原料高騰の影響で、市場や商品の先行きの不透明さが増し、消費者の生活防衛意識が高まっています。
価格改定を断行し、売上個数に伸び悩むメーカーが続出する一方で、新たな価値(付加価値)を提供して消費者の心を掴み売上個数を増やした商品も存在します。
生活者が思わず手に取りたくなる、使いたくなる商品に共通している価値とは。
今の時代だからこそ、「価格以上の価値」を感じさせる商品こそが選ばれます。
「商品の魅力が伝わりきっていない…」
「ありきたりな表現から抜け出したい…」
「新しい価値をプラスして、もっとお客様を増やしたい…」
本セミナーでは、お客様が思わず手に取り、使いたくなる「付加価値」を、具体的な18の切り口から徹底分析。その価値を、どう商品コンセプトに落とし込み、パッケージや販促物、広告で効果的に表現するのか。その「伝え方」の技術まで、分かりやすく解説します。
このような方におすすめです
・商品開発・企画・マーケティング、販促などの業務に携わっている
・商品の魅力をお客様がより共感できる形で表現したい
・担当している商品のパッケージや販促物の表現やビジュアルがありきたりだと感じるが、
新たな良い表現方法が思いつかず模索している
・今の商品にプラスαで価値をつけて、お客様を増やしたい
講師紹介
角 直樹
食品商品開発・経営コンサルタント
ハッピーフードデザイン株式会社 代表取締役
明治製菓㈱(現㈱明治)で食料開発研究所、菓子商品企画部、ベルギーブラッセル事務所、スイーツ事業推進部、業務商品開発部などに所属し、一貫して菓子・食品の商品開発に従事。市販の菓子事業、デパ地下等専門店事業、業務用原料事業など幅広い業態で、新商品開発および新規事業開発に携わる。
2020年2月 食品商品開発・マーケティング支援を中心としたコンサルティング会社を設立。菓子、調味料、中食、飲料、農業、6次産業商品、原料メーカー、卸売業など幅広い食品事業をサポートする。
中小企業診断士、経営学修士(MBA)、野菜ソムリエ、HACCP管理者、中小企業支援アドバイザー、食の6次産業化プロデューサーLv3。
著書:おいしさの見える化 風味を伝えるマーケティング力(幸書房)
共著:沖縄黒糖の未来をデザインする (ボーダーインク)
プログラム
1.物価上昇時代の付加価値戦略の考え方
1)「原料高騰」のみが理由の価格改定は消費者を納得させられない
2)多様化顧客には、価値の多層化と価値の足し算理論
3)価値と価格構造(売価・原価・利益)の関係
4)マーケットイン型から仮説検証型への転換
2.価値を商品コンセプトへどう落とし込むか
1)正しい商品コンセプトのつくり方の確認
2)商品コンセプトと付加価値の関係
3.付加価値を高める18の価値要素と分析
1)機能価値の価値要素
◆おいしさ ◆健康機能 ◆利便性
2)情緒価値の価値要素
◆かわいい ◆楽しい ◆癒し
◆安心 ◆スピリチュアル ◆希少
◆高級 ◆流行 ◆新しい
3)自己実現価値の価値要素
◆共感 ◆知りたい ◆体験したい
◆役に立ちたい ◆喜ばせたい ◆つながりたい
4)価値ピラミッドの使い方
4.価値要素の組み合わせて付加価値を伝える
1)伝え方の重要性
2)付加価値をどう表現するか:パッケージ・商品資料での顕在化例
3)プロモーションで価値を伝える:パッケージ、POP、ECの設計例
4)購入意向と価値と価格の関係
受講にあたって
- 配信はZoom社ミーティングを利用いたします。
- セミナー中、参加者のの映像や音声が他の参加者・講師、事務局に共有される場合がございますのでご了承の上ご参加ください。
※ご視聴のみのご参加を希望の際は事前またはセミナーの冒頭で、担当:東川までお知らせください( higashikawa@marken.co.jp )
- 本セミナーはテキストを送付いたします
- 受講URLはメールにて開催日前日までにご案内いたします
開催概要
- 開催日時
- 2025年9月5日(金)13:00~17:00
- 会場
- ★ZOOM社ミーティングを使用したWEBセミナーです
- 受講料
- お一人様 33,000円(税込)
- セミナーNo.
- 0617069