本セミナーについて
抽象的で、効果測定や戦略立案の難易度が高い印象のある「ブランド育成」。
外資系メーカーの間ではブランドを要素分解し、数値化(可視化)及びトラッキングすることで、ブランドを育成するという考え方が浸透しています。
日本ではこの考え方は理解こそされているものの、実践には至らない企業が少なくありません。
原因はいくつか挙げられますが、特に下記のような声をお聞きします。
・せっかく可視化できても、人事異動などが多く長期的な管理ができない。
・数値化とトラッキングの効果が不透明で、実行に踏み切れない
本セミナーでは、このような難点を踏まえ、ブランドの数値化とトラッキングを行う方法をお伝えします。
使用するフレームワークはシンプルな構造なため、使用と引継ぎが容易に行え、かつ内容も普遍的であるため、数値の比較や管理が長期的にできます。
数値化の結果別に強化すべきポイントや施策、期待される効果もご紹介するため、企業やブランド規模の大小を問わず、実務で活用しやすい内容となっております。
このような方におすすめ
-
・自社ブランドの強化すべき点や、競合よりも優位な点の解像度を上げたい
-
ブランド強化のための具体的な戦略の描き方を知りたい
-
ブランディング活動と売上・利益への貢献度を明確にしたい
-
ブランドの指標化と育成ノウハウを実際に実務に落とし込みたい
講師紹介
木村 元
ユニリーバにて約14年間、ラックスやダヴなどのブランドマーケティングを経験。国内を中心とした360°のプロモーションから、グローバルのブランド戦略や製品開発まで、幅広く従事。ロンドン本社にてダヴを担当し、グローバル全体のブランド戦略設計をリードした後、ユニリーバ・ジャパンにおけるスキンクレンジングカテゴリーならびにダヴブランドを統括。2021年7月より同ユニリーバ・グループのプレミアムのスキンケアを扱うラフラ・ジャパン株式会社の代表取締役に就任。
2021年より株式会社Brandismを創業し、幅広くマーケティングのサポートを行なっている。
セミナープログラム
1.ブランドを長期的に育てる意義と重要性
①ブランド力の高いマーケティング組織の共通点
②長期的なブランド育成が進まないワケと解決の道筋
・人員転換が激しく、管理や引継ぎが難しい
・効果測定や継続的なトラッキングが難しい
・重要性は分かってはいるが、実務に落とし込むコストが大きい
2.ブランド育成を支える「ブランド・パワー」の概念と計測方法
①新指標「ブランド・パワー」がブランド育成の基盤をつくる
②計測方法と継続的なトラッキングの工夫
3.ブランド育成のためのブランドパワー強化
①強いブランドを創るための「マス思考の排除」「顧客起点でのセグメント」
②ブランドパワーを強化する2つの戦略
・狙いは「認知拡大」か「特定層へのインパクト」か
・顧客の「記憶に残す」ためのコンセプトとビジュアル
③ケース別ブランドパワーの高め方
・ブランドは確立されているが、ここ数年売上が落ちている
・ブランド形成が上手くいかず、新シリーズが定着しない
4.ブランド育成をさらに進める「上流戦略」
①顧客の再検討(STP分析やインサイト発掘)
②「POP」と「POD」の考え方の導入
ご受講にあたって/留意事項
- 本セミナーはZoom社ウェビナーを利用して開催いたします。PC、タブレットなどから閲覧いただけます。
- お申込み後、ご登録頂いたメールアドレス宛に受講について詳細をご案内させて頂きます。
- テキストを発送します。
【本セミナーはアーカイブでの期間限定受講が可能です】
【ご視聴可能期間:10/24(木)~10/31(木)】
・アーカイブ動画視聴用URLは、10/24(木)以降お送りいたします。
・セミナーのお申込締切は10/25(金)17:00とさせていただきます。
※23日以降にお申込みをされる際は右記メールアドレスご連絡ください higashikawa@marken.co.jp
・講義内容に関するご質問はライブ配信時のみお受けいたします。予めご了承ください
開催概要
- 開催日時
- 2024年10月23日(水) 13:00~17:00
- 会場
- ★ZOOM社ウェビナーを使用したWEBセミナーです
- 受講料
- お一人様 33,000円(税込)
- セミナーNo.
- 0617046