2011年度 異業種企業様にご参加頂き、研修プログラムを開発。
5日間に渡る研修を実施しました。その実施事例をご紹介いたします。
マーケティング研究協会の異業種合同研修のポイント
異業種合同研修の7つのメソッド

- 研修後の懇親会によって情報交換のパイプを強固なものにすることができます。
- グループディスカッションを各社混合のチーム編成にすることにより、自社の課題発表とそれに対する他社からのコメントが共有できます。
- メーリングリストによって研修と研修の間の情報交換・意識共有を継続させます。
- 各グループ発表コンテンツは事務局が集約し、各参加者へ適宜フィードバックし研修効果を持続させます。
- 講師(事務局)からのアセスメントにより、自社(自己)のやり方が他社(他者)と比べてどうなのか、何が今後の課題かが整理されます。
- 講師はテーマごとの専門師陣であり、講師とは別にテーマとテーマをつなぐファシリテータが責任を持って研修全体を有益な方向へリードしてまいります。
異業種合同研修のメリット
異業種合同研修の実施例 (2011年度)
事務局担当者による事前研修開発ミーティングで、各社の課題の共有、共通項の洗い出しをし、研修対象者、研修内容について綿密な打合せ(1回2時間 計3回程度)にて決定する。
今回は、全5日間、営業マネージャーと担当者が合同研修とそれぞれの階層に分かれての研修を実施する計画となった。なお、マネージャー研修「営業プロセスマネジメント」については良質な既存コンテンツが無かったため、1ヶ月ほどかけてカリキュラムおよび教材の開発を行った。
●今回の研修の位置づけとねらい

・御用聞き営業からの脱皮ができない。※「何か課題はありませんか?」→仮説検証営業へ
・仮説検証型の営業スタイルを定着させるためにはマネジメント側にも課題はある(指導の仕方が分からない)
〜これらの課題を社内研修としてではなく、他企業との交流を通じて気づき、啓発し合える場〜
全員参加での合同研修という形式で「仮説構築」をテーマに講義とグループワークで進行。また全員参加により懇親・交流、意見の幅を得る。
第2回、第3回は各階層に分かれ研修を実施。第2回は、営業担当者を対象者とし、「仮説検証型営業」と題し、顧客との関係づくりからニーズの引出し、提案シナリオについて、グループワーク、ロールプレイ、講師との対話を通して、考え方から実際のトークまでを身に付ける内容。
第3回は、マネージャーを対象者とし、「営業プロセスマネジメント」と「戦略立案」をテーマに、担当者の案件ステータスにおいてマネージャーとして、どのような関与が必要か、もしくはサポート出来るかをグループワークで議論した。
2日目はランチェスター戦略を学び、自社(自部門)への適応をし、発表する。それに対して他社および講師より意見を得るという内容。
また、第2回にマネージャー、第3回に担当者がオブザーバーとしての聴講・参加することを認め、研修内容の共有、視野拡大、現場浸透を促す設計とした。
【日時】2011年7月7日(木)〜8月26日(金) 3回(計5日間)
【ご参加企業様】日本電気、凸版印刷、セイコーエプソングループ
【研修対象者および人数】募集条件:マネージャー、中堅営業担当(マネージャーにより選定)
人数:計34名 (各階層17名)
3社が同一課題について共通意識にて全3回の研修を実現できたことが、成果として挙げられる。事務局がトータルに関与することで、既製品ではない新たな研修(育成手法)が得られたと思う。
研修のゴールはアクション<行動変化>であるので、ある程度の期間後での検証が必要だが、上司と部下が一緒に受ける研修は貴重であり、他社の上司の方と会話出来たこともとても大きな気づきを与えたと思われる。
この"器"(実績)を大切にしたい。継続性をもって、実施していきたい。裾野を広げるか同じ受講者で深さを求めるかは今後検討する。また、社内の共通言語化という個別での新たな課題もある。
仕事の問題や悩みを他社の前で率直に言うことができ、しかも自社には無いようなアドバイスをいただくことができた。
自分が抱えている課題に他社からアドバイスをいただく場面が多く、自社にはない気づき・問題解決のヒントを得ることができた。
他社とのグループワークをしてみて分かったのは、同じような問題でも、会社によって取り組みかたが違うということ。気づきの多い研修だった。
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